スマホを手に入れたばかり、地図アプリを触るのも初めて——そんな人でも安心して使えるのがGoogleマップです。この記事では、Googleマップの基本的な使い方から、知っておくと便利な機能、よくある疑問までを徹底的に解説します。「地図が読めない」「方向音痴」そんな不安も、この記事を読めば解消されます。
Googleマップとは?どんなアプリ?
Googleマップは、Googleが提供する無料の地図・ナビゲーションアプリです。スマートフォン(iPhone・Android)やパソコンから利用でき、世界中の地図、ナビゲーション、ストリートビュー、施設検索などが可能です。
主な機能
- 目的地までのルート検索(徒歩・自転車・車・公共交通)
- ストリートビューで周辺の景色確認
- 現在地の表示
- お店や施設の営業時間、レビュー確認
- 自分だけのオリジナル地図作成(マイマップ)
- タイムラインで移動履歴を記録
Googleマップの基本的な使い方(初心者向け)
1. 現在地を表示する
アプリを開くと、自動的に現在地が青い点で表示されます。青い点をタップするとコンパスが出て、端末の向きが表示されます。
2. 目的地を検索する
画面上部の検索バーに「〇〇駅」「△△カフェ」など目的地を入力すると、候補が表示されるので選択します。候補が多い場合は、営業時間やレビューも参考に選ぶと便利です。
3. 経路を表示してナビ開始
目的地を選んだら「経路」ボタンを押し、出発地(通常は現在地)が自動入力されます。移動手段(徒歩・車・自転車・電車)を選ぶと、複数のルートが表示され、選んだルートをタップするとナビがスタートします。
4. 地図の拡大・縮小・回転
- 二本指でピンチイン/ピンチアウト → 拡大・縮小
- 二本指で回す → 地図の向きを調整
- 画面右下のコンパスアイコンをタップすると北を上に固定
5. ストリートビューで周辺を確認
目的地のピンを長押し → 画面下の写真や360度アイコンをタップ → 現地の様子が確認できます。道に迷いそうなときは事前確認がおすすめです。
便利な機能をもっと活用しよう
お気に入りの場所を保存(マイプレイス)
よく行く場所や気になる店は、検索結果から「保存」→「お気に入り」や「行きたい場所」に登録できます。マップ上で星や旗のアイコンで表示され、すぐに呼び出せます。
通勤・通学ルートを登録
「通勤経路を設定」すれば、通勤時間帯の交通状況や出発通知が届きます。特定の曜日・時間帯の混雑回避に便利です。
交通状況の確認
地図のレイヤー設定で「交通状況」をオンにすると、渋滞している道が赤、通常の流れは緑で表示されます。ドライブ時に便利です。
店舗・施設の詳細表示
お店をタップすると、営業時間・定休日・混雑時間・写真・メニュー・口コミまで確認可能。ユーザーによる写真付きレビューも豊富で、訪問前にチェックすることで失敗を防げます。
Googleマップの意外と知られていない裏技
1. 出発時間を変更して混雑回避
ルート検索画面で「出発時刻を変更」すると、未来の時間帯に合わせた所要時間が表示され、予定を立てやすくなります。
2. オフラインマップを保存
ネットが使えない環境でも安心。事前に地図をダウンロードしておけば、ナビゲーションや地図表示が可能です(※一部機能は制限あり)。
3. 現在地を共有
「現在地を共有」機能を使えば、家族や友人に自分の居場所をリアルタイムで伝えられます。待ち合わせや災害時にも活躍します。
4. GoogleアシスタントやSiriと連携
「OK Google、〇〇までナビして」や「Hey Siri、□□までのルートを表示して」など、音声でルート検索を開始できます。
よくある質問(FAQ)
Q. Googleマップは無料で使えますか?
A. はい。アプリの利用は基本無料です。一部データ通信が発生するので、Wi-Fi環境下やオフラインマップの活用が推奨されます。
Q. 地図が間違っていた場合はどうする?
A. Googleマップには「問題を報告」機能があります。施設の位置や道路の間違いを報告できます。
Q. バッテリーの減りが早いのはなぜ?
A. GPSを常時使用しているため、バッテリー消費が大きくなります。使わないときはアプリを終了する、画面を暗くするなどの対策を取りましょう。
Q. 地図の向きを北固定にしたい
A. コンパスをタップすると北が上になります。回転モードとの切り替えが可能です。
スマホ初心者におすすめの設定項目
Android編
- Wi-Fiとモバイル通信の両方をON
- 位置情報を「高精度モード」に設定
- Googleアカウントと連携してお気に入りを同期
iPhone編
- プライバシー → 位置情報 → Googleマップを「使用中のみ」または「常に」に
- Siriと連携するには「ショートカット」アプリを活用
- バックグラウンド更新を許可してルートの継続表示をサポート
実際にやってみよう!3つのシーン別活用法
1. 「初めての場所でカフェを探す」
- 現在地を確認
- 検索バーに「カフェ」と入力
- 星の数・営業時間を確認し、保存して経路表示
- ストリートビューで店構えも確認しておく
2. 「駅から初めての待ち合わせ場所まで行く」
- 目的地を検索
- 「徒歩」でルートを表示
- ナビで右左の案内を受けながら向かう
- 現在地を共有して相手と連絡を取る
3. 「旅行先でおすすめスポットを回る」
- 観光地を検索→保存
- 複数スポットを登録して順にナビ
- 経由地を追加して効率的に回る
まとめ:Googleマップで毎日の移動が快適に
Googleマップは、初心者でも安心して使える直感的な操作性と、多機能さを兼ね備えた優れたナビゲーションアプリです。現在地の確認、目的地までの案内、周辺の施設情報の検索、ストリートビューによる事前確認など、多彩な使い方が可能です。
「スマホに不慣れ」「地図が苦手」という方でも、この記事の内容を参考に使ってみればすぐにその便利さを実感できるはずです。特に一度覚えておくと便利な機能が多く、日常生活や旅行、緊急時まで幅広く役立ちます。
これからGoogleマップを使い始める方は、まずは検索・現在地表示・ナビゲーションという基本操作から始め、徐々に機能を広げていきましょう。使えば使うほど、自分の暮らしにフィットする最適な使い方が見えてくるはずです。