ボンネットを開いたら見ることのできるエンジンルームは複雑の極み。特に最近のごちゃごちゃしたエンジンルーム内のことなど覚えられるはずがないと考えている人が多いようだが、各機器の目的や働きを理解しておくと、名称と位置はすんなり覚えられる。
そのためにたいせつなのは、エンジンは空気を吸入しガソリンと混合して吸入、それを爆発させて力を得ているというごく簡単なパワー発生の仕組み。その目的を達成するために電気を供給するのが電気系、燃料を供給するのが燃料系 このように系統別に役割を覚えれば 理解しやすい。
系統的に覚えよう!
エンジン本体
通常、目に入るのは上部のシリンダーヘッドとその上に位置するカムカバーくらい。シリンダーヘッドにつながっている太いパイプは燃焼用空気を導く吸気管。その先端には空気をきれいにするエアクリーナーが設置されている。キャブレター/インジェクション
キャブレターは霧吹きの原理で燃料を霧のようにする装置で、かなり複雑な形状。その上にはエアクリーナーが取り付けられていることが多いので、上方からは見えにくい。インジェクションは燃料をシリンダーに噴射するシステム。キャブレター仕様と異なり、空気を一時的にためておくサージタンクがエンジンの上あるいは横あたりにある。