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国立国会図書館


国立国会図書館の蔵書検索方法

国立国会図書館の蔵書検索方法は「国立国会図書館オンライン」と言うサイトで国立国会図書館検索の機能を使うと調べることができます。これを利用すると国立国会図書館が所蔵する資料や利用可能なデジタルコンテンツの検索が可能な上、そこから申し込みを行うことができるなど蔵書検索を含めて様々なサービスにつなげていくことができるサイトとなっています。この他目的別にNDL-Bibは、国立国会図書館所蔵資料を検索しさらにデータ化されているものはダウンロードすることができます。また図書以外のデジタルデータ(画像や動画)などの検索を行うこともできるなど蔵書検索以外の機能も持っているのが特徴です。また、この国立国会図書館オンラインは比較的新しいサービスで平成30年から運用を開始しました。それ以前は国立国会図書館蔵書検索・申込システム(NDL-OPAC)と言うものによって国立国会図書館の蔵書検索が行われていましたが、システムを更新してより分かりやすいものになっています。


国立国会図書館の利用方法

国立国会図書館の利用方法は東京本館にある場合、入館手続、利用、退館手続と言う流れになります。入館手続きは登録利用者カード(ICカード)を持っていない場合、または平成23年以前の古い登録利用者カードしか持っていない場合は本館ではなく新館入口から入り利用者登録カウンターで手続きを行います。登録利用者は、入館ゲートに登録利用者カードを触れされて入館します。利用者登録をしない場合には、当日利用カードで入館することができますが、書庫内資料の閲覧請求はできないため注意が必要です。持込出来ないものも多く、カメラやスキャナーなどの持ち込みは禁止で傘や動植物などの持ち込みも禁止されています。また刃物等危険物など飛行機内に持込出来ないようなものは殆ど持込出来ないです。利用はコピーなどが可能です。そのほか一般的な図書館と異なり資料の大部分は、書庫(立入不可)の中にあるためカウンターで検索申し込みを行います。一度に請求できるのは、図書が3点、雑誌が10点までなので注意が必要です。退館する時はすべての資料を返却して入退館カウンターを通って退館するという流れになります。

 

国立国会図書館のデジタルコレクションとは

国立国会図書館のデジタルコレクションとは国立国会図書館がデジタル化した資料を収録したものを検索・閲覧できるサービスです。発行当時の資料をそのままの形でデジタル化したデジタル化資料や発行当初からデジタル化された電子書籍・電子雑誌などがあります。デジタル化資料は通常の図書や雑誌の他、博士論文や官報、戦後GHQが検閲のため集めた日本国内出版物をデジタル化し公開したプランゲ文庫(原本は米国メリーランド大学で所蔵)、米国議会図書館(LC)が所蔵している米軍によって接収された資料のデジタルデータなど貴重な資料を閲覧することもできます。これらの紙媒体のデジタル化したものの他、歴史的音源、録音資料、映像資料と言ったものもコレクションされているのが特徴です。電子資料は過去のホームページ上に掲載され現在は削除されているような公的な古いホームページデータの保管も行っており、これらを見ることもできるのがデジタルコレクションの魅力です。

 

国立国会図書館へのアクセス方法

国立国会図書館へのアクセス方法を東京本館と関西館、上野公園にある国際子ども図書館それぞれについて紹介していきます。東京本館は東京メトロ有楽町線の永田町駅の2番出口から歩いて約5分、バスでは都営バスの橋63系統の国会議事堂前停留所から歩いて約5分です。関西館はJR学研都市線の祝園駅または近鉄京都線の新祝園駅から精華くるりんバスのアピタ・コーナン前停留所から歩いて約10分と電車、バスを乗り継ぎやや離れたところにあるため車で向かうのもオススメです。京都方面であれば精華学研I.Cから精華大通りを西へ進み、大阪方面であれば府道52号(奈良精華線)を北へ、奈良方面からは同じく国道163号→府道52号(奈良精華線)を北へ向かうと200台収容の駐車場があります。国際子ども図書館は上野公園内にあり、JR「上野駅」公園口から歩いて10分、都営バス上26系統「上野公園<>亀戸駅前」の「谷中」バス停で下車し歩いて5分です。こちらは駐車場がないので注意が必要です。