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安全運転のコツ



だれもが事故だけは起こしたくない、安全に走りたいと願いながらも、なくならないのが交通事故だ。毎年のように、年間1万人近い人が交通事故によって命をなくしている。交通事故が起こる原因はいったい何なのか、それを考えながら、安全運転を自分のモノにする方法を探ってみよう。

スピードダウンだけが安全策じゃない

一般にはスピードさえ出さなければ交通事故を防止できると考えられがちだが、ことはそう簡単には運ばない。60km/hを50km/hに抑えたところで、多少の効果はあるかもしれないが、根本的な解決にはならないだろう。

それよりもたいせつなのは、スピードのメリハリをつけた運転をすること。例えば、郊外路と市街地ではうんとスピード差をつけた運転をする。各道路ごとに定められた制限速度を守るだけではなく、ドライバーみずからが積極的にスピードをコントロールするわけだ。

だから、状況によっては、ぬき足さし足しのび足、の走り方にもなるし、そう快クルージングになるかもしれない。低速時にはまだるっこしい感じがするだろうが、空いている道ではちょっとスポーティーな走りができると思えば、それもがまんできるだろう。

時間帯によって走行速度を変えることも、安全運転に貢献する。日曜日、土曜日の午後やウィークデーの午後3時以降ともなると、こどもたちが遊んでいる。おとなと違って視野の狭いこどもは、目前の物しか見ていないから、ドライバーは十分に注意しなければならない。

クルマの能力に合った運転をする

クルマの能力と特徴を十分に知って運転することも、安全運転のカギ。交通事故の多くは無理なハンドル操作や、無媒なスピードが原因とよく新聞紙上などに書かれ いるが、それもいってみれば、クルマの能力を超えた運転をした結果。特にタイヤがどのように路面に接しているかを考えながら走れば、スリップなどによる事故はずい分減るはずだ。

最後は、他車や歩行者への思いやり。ひとりよがりでなく、相手の立場を考えながら運転すれば、おのずからソフトな運転になるはずだし、事故の遠因になる違法駐車(例えば、交差点近くに駐車すると見通しが悪くなったり、通行車に不要な運転操作を強いるので、事故が発生しやすい)もなくなるはずだ。

安全運転を可能にするのは、運転技術のうまいへたではなく、周囲に迷惑をかけない思いやりと、はっきりいってもいい。

 

コラム:新車か中古か最初はどっちがいい?

免許取りたての人は、どんなクルマに乗ればいいか、だれでも迷うもの。新車なら文句なしに気持ちがいいが、ぶつけたりしたらもったいない。そこでどうせ傷ついたりするのだからと中古車を買うと、あちこちガタガタで積極的に乗ろうという気になれない。
新車か中古車かと迷ったあげく、最初のうちはぶつけてもおしくない中古車に乗り、上達したら新車にしようというケースがもっとも多いはずだ。ところが、この方法は一見、合理的に思えるが、あまり感心しない。
というのは、最初からオンボロの中古車に乗ると、クルマをたいせつに扱わないクセがついてしまいがち。ボディを傷つけても「まあ、いいや」で終わってしまうから、なぜぶつけたか、どうすればぶつけないようになるのだろうかという研究心、向上心がわかず、技術が向上しない。
それに、いくら中古車といってもタダではないし、保険、税金、登録手数料などは新車と同じように必要だから、決して安くはあがらない。あとで新車を買うのは二度手間、お金のむだといわざるをえない。それよりも新車を買ってたいせつに乗ったほうが早くうまくなれるし、長い目で見ると安く上が るはずだ。
ずっと中古車に乗るという人は、なるべく程度のいいクルマを選ぶことだ。そうすれば新車に近い乗り味が楽しめる。いずれにしても、クルマは買っても売ってもお金は出ていく。これぞというー台を探し出すのが賢明だ。
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